役所等々で、いろいろ手続きする必要があって急遽、嘉義へ帰省してきました。
やらないといけない事が多くて、ほぼ自由時間無し。

せっかく行ったのに
何もできなかったね



確かに…
予定がぎっしりで、忙しすぎたね



次はゆっくり行って楽しもう♪
【嘉義へ★ドタバタ帰省】猛ダッシュの連続
ぴー助が半日仕事して、それから台湾へ出発です。


週末を利用した3泊4日の予定。
久しぶりの台湾なので



空港に着いたら
ジュースとか、お菓子とか買い込んで
新幹線に乗ろう♪



いいねぇ~
弁当も買いたい
な~んてウキウキしながら、搭乗の飛行機を待っていました。
ところが!!!
搭乗の飛行機の到着が、大幅に遅延…
そのおかげで、出発が1時間以上遅れて…
しかも到着したのは、空港の端っこのゲート…



新幹線の時間ヤバいね



最近、飛行機が予定通りに
着いたためしがないから
2時間以上余裕みて予約しといて正解
イミグレーション(入国審査)まで、ダッシュ
イミグレーション(入国審査)は、まぁまぁの混み具合。



このくらいの人数なら
早く通過できるかも
しかーし!!
momoの列は、子供連れの人の手続きが終わらなくて全然進まない…
だけど他のどの列を見ても、提出書類を何度も書き直す人がいたり、手こずっている人がいたりして進まない様子。
ようやく、イミグレーション(入国審査)通過したけど



あーーー
もう時間がぁ



ヤバーーーい
空港の地下まで、またまたダーーッシュ
MRT空港線に乗って、新幹線(高鐵)桃園駅へ


MRTの扉が開くと同時に、新幹線(高鐵)桃園駅に猛ダッシュ
予約していたチケットを、券売機で発券
ホームに下りると同時に、新幹線がホームに入ってきました。



はぁ~~~
ギリギリ間に合ったぁ
ダッシュし過ぎて心臓が痛い



今回は、たまたま荷物が
手荷物のみだったからよかったけど
預け荷物してたら、完全にアウトだったなぁ



そうだね
この新幹線に乗らないと、手続きに
間に合わなかったから乗れてよかったね
2人ともこの時点で、もう疲れ果ててグッタリ
結局、ジュースもおやつも弁当も何1つ買えず…
喉も、カラッカラ
相変わらずの「ドタバタ珍道中」始まりでーす。
【嘉義へ★ドタバタ帰省】嘉義ってどんな所?
『嘉義(Jiā yì)』は、台湾南部に位置する都市。
夏至の日に太陽が真上を通過する「北回帰線 (北緯23.5度)」が、横切っていることで有名な街です。
温暖な気候と豊富な降水量により、山の幸・海の幸が豊富な美食の宝庫。



嘉義の美味しいものと言えば『鶏肉飯』
火雞(huǒ jī/七面鳥)の
『火鶏肉飯(huǒ jī ròu fàn)』は絶品さ!!
1895~1945年の50年間に渡る日本統治時代には、多くの日本人が住んでいました。
今でも街中には、多くの日本家屋が残っています。



阿公(おじいちゃん)は
日本語教育で育ったから
日本語ペラペラだったよ
1931年には、嘉義農林学校(現在・国立嘉義大學)の日本人・台湾人・原住民の混合チームが、台湾代表として、全国中等学校優勝野球大会(甲子園)に出場。



見事、準優勝したんだよ
この実話は、2014年に「KANO 1931海の向こうの甲子園」として映画化されました。



いい映画だったよね
人種や国籍を超えた熱い友情に感動したわ



嘉義駅から徒歩12~13分の中央噴水池には
映画公開を記念して作られた
エース呉明捷投手の彫像があるよ


【嘉義へ★ドタバタ帰省】嘉義の観光スポットは?
嘉義には、多くの観光スポットがあるので全部は紹介しきれませんが…
その中でも、ぴー助&momoのおすすめをご紹介しますね。
「阿里山」
「阿里山」は1つの山ではなく、高山一帯の事を指します。
台湾中部に位置する2,000m級の山々からなる国家風景区。
「日の出・雲海・鉄道・夕霧・神木」の5つを「阿里山の五大奇観」と呼び、台湾有数の観光地となっています。
世界三大登山鉄道(ヒマラヤ鉄道・アンデス山鉄道)の一つに数えられる『阿里山森林鉄道』は、日本統治時代にタイワンヒノキを運ぶため敷設されました。


現在は人気観光列車として、多くの人が利用しています。
樹齢1000年を超えるヒノキが自生する、幻想的な風景を間近で見ることができる他
お茶やコーヒー、春には桜の名所としても有名。
阿里山駅は阿里山国家風景区の中にあるので、入場料200元が必要です。
観光Data「阿里山への行き方」
阿里山森林鉄道 : 嘉義駅⇒奮起湖駅 (列車)
チケットは嘉義駅窓口と、ネットで購入できます。
・嘉義駅⇒奮起湖駅 384元
人気なので、事前にネット購入がおすすめ
運行便数:平日=2本、週末 (土・日)=5本
時刻表:こちら
所要時間:奮起湖駅まで約2時間30分
※台風や水害の影響で、阿里山線の一部が不通になっています。
2020年現在、十字路駅が阿里山線の最終駅。
奮起湖駅から阿里山駅まではバスを利用します。
奮起湖駅⇒阿里山駅 (バス) 98元・所要時間:約1時間
阿里山-A線(7329)と阿里山-B線(7322)一部のバスが奮起湖駅近くのバス停に停車
運行便数:2本 (11:30・12:50)
台北から: 台北⇒阿里山 (直行バス)
國光客運1835番 690元・所要時間:6時間10分
新幹線:嘉義駅⇒阿里山 (バス)
新幹線:嘉義駅 2番出口 7番乗り場
阿里山-A線(7329):278元・所要時間:2時間30分
台鉄:嘉義駅⇒阿里山 (バス)
台鉄:嘉義駅前バス停
阿里山-B線(7322):240元・所要時間:2時間30分
「國立故宮博物院南部院區」
台北にある「國立故宮博物院」の分館として、2015年12月オープン
総合敷地面積は70ヘクタール (東京ドーム約15個分)
博物館の他に庭園や池・展望台などもあるので、ゆっくり家族で楽しめます。
観光Data「國立故宮博物院南部院區」
嘉義縣太保市故宮大道888號
電話:(05)362-0777
営業時間:
・博物館:09:00~17:00
・屋外庭園エリア:05:00~24:00
・ビジターセンター:09:00~22:00
・児童創意センター:09:00~18:00
・アジア芸術文化資料センター:09:00~17:00
チケット料金:150元
・未就学児・18歳未満・心身障害者とその介護者一名(いずれも国籍不問):無料
・屋外庭園エリア:無料
休館日:月曜日
・アジア芸術文化資料センター:日・月・祝日
・屋外庭園エリア:無休
アクセス:新幹線 嘉義駅 2番出口を出て
・BRT4番バス乗り場から「故宮南院-高速鉄道」乗車
・故宮南部院区で下車 約7分で到着
・バス停から博物館まで徒歩8分
「檜意森活村」
日本統治時代に林業が栄えていた、1914~1944年の間に建設された
台湾総督府営林局嘉義林場宿舎町。
木造歴史的建築物である、28棟のヒノキ造りの日本家屋を移築し
4年の歳月をかけて再現。
2017年、林業文化のアート拠点として一般公開されました。
昔の日本人の生活を垣間見ることができたり、お土産や物産の販売
レストランやカフェなどもあり、イベントも行われています。
観光Data「檜意森活村」
嘉義市東區林森東路1號
電話:(05)276-1601
営業時間:10:00~18:00
休館日:なし
アクセス:台鉄・嘉義駅から徒歩20分
「台灣花磚博物館 (台湾マジョリカタイル博物館)」
嘉義駅から、10分ほど歩いたところにある小さな博物館。
この博物館には、1400枚以上のマジョリカタイルが展示されていて
その全ては、日本製です。


マジョリカタイルとは…
1800年代半ばイギリスを代表するタイルメーカーが、イタリアやスペインのマヨリカ焼の流れをくむ多彩色表現という意味で呼んだのが始まり。
日本でも大正初期~昭和初期に、イギリスで売り出された「ヴィクトリアンタイル」を模倣した色鮮やかな装飾(レリーフ)タイルが、多く生産されるようになりなりました。
当時日本国内には数十社のメーカーがあり、中国や台湾、東南アジアへの輸出が盛んに行われていました。
そんな「和製マジョリカタイル」は、お金持ちしか買えない高級品。
日本統治時代には富の象徴や幸せを願って、台湾のお金持ち達が日本に注文。
台湾に運ばれてきたタイルは、伝統的な住宅の屋根や玄関周りなど家の装飾に使われました。
それから100年余り経った現在、それらの家も老朽化し取り壊しに。
博物館のオーナーは、解体現場を訪れタイルを持ち帰ると
タイル一枚一枚を丁寧に剥がし、時間をかけて綺麗に処理して展示しています。



100年前に作られたとは思えないくらい綺麗で
とっても素敵なタイルなのよ
レプリカタイルや、雑貨や小物などの販売もしています。
観光Data「台灣花磚博物館 」
嘉義市林森西路282號
電話:090-501-2390
営業時間:10:00~12:00・14:00~17:00
休館日:月・火曜日
入館料:50元(館内販売100元以上消費で50元として使えます)
アクセス:台鉄 嘉義駅から徒歩9分
分館
台北市萬華區成都路10號 (西門紅樓十六工房)
営業時間:
・日・火~木曜日 11:00~21:30
・金・土曜日 11:00~22:00
定休日:月曜日
アクセス:MRT西門駅1番出口・徒歩1分



この他にも沢山の観光スポットがあるから
ぜひ『嘉義』に遊びに来てね
つづく