朝から、おいしい物をお腹いっぱい食べれて幸せだったわ
今日は、少し遠出しますよ~。
MRTで、少し移動します。
【台北⇔宜蘭への行き方】ローカル旅の目的地「宜蘭」って?
台湾を訪れるたびに、毎回ローカル旅を計画しているmomo達
今回、選んだのは「宜蘭(yí lán)」です。
どうして「宜蘭」なのか?
それは、「宜蘭」と言えばmomoが好きな絵本作家「幾米(ジミー)」のふるさとだから。
いつか、行ってみたいなぁ~と思っていました。
でも「宜蘭」については、ほとんど知識がなくて温泉・海・ジミーくらいしか知らない…
という事で「宜蘭」について少し調べてみよう。
「宜蘭」は、台湾東部に位置する都市。
もともとは、台湾原住民「平埔族(へいほぞく/台湾原住民の内、西部の平野部に住む民族を指す総称)」の中の一群である「クヴァラン族」が広く住んでいた地域です。
そのため「クヴァラン(Kavalan)族」の名称を、台湾語音訳した「噶瑪蘭(gá mǎ lán)・蛤仔難・甲子難」と呼ばれていました。
「クヴァラン」とは「平野の人」という意味があるそうです。
「クヴァラン」とは「平野の人」という意味があるそうです。
現在では、台湾産ウイスキー「Kavalan(クヴァラン)ウイスキー」で、よく知られています。
その後、1875年に県が設置される際、「噶瑪蘭」の「蘭」に、縁起の良い漢字「宜」を組み合わせて「宜蘭」という名称が生まれました。
1895年(明治28年)には、日本領となります。
明治30年には、西郷隆盛と愛加那さんの長子「西郷菊次郎」が宜蘭庁長として4年半就任したそうです。
日本とも、縁がある地域なんですね。
よ~し。
宜蘭について少し学べたし、計画立てるぞ~
「宜蘭」へは、列車かバスで行けます。
momoがローカル旅の計画にいつも参考にしているのが、この本。
せっかくだから、宜蘭線の列車に乗って、綺麗な海岸線を眺めながら行きたいなぁ~
そうだね。
途中の「福隆」で駅弁食べたいなぁ
あれこれ考えて、列車で途中下車しながら「宜蘭駅」まで行く計画を立てました。
【台北⇔宜蘭への行き方】「宜蘭」行きのバスはどこから乗るの?
が…しかし今日は、お天気が曇り雨の予報。
気温も少し低くて、肌寒い。
そしてmomoも、体調があまり良くありません。
そこで、ぴー助が提案
天気が良くないから、
海の青さが綺麗に見えないかもしれない。
それに、momoも体調が悪いから、
今回はバスで直接「宜蘭駅」に行こう。
ん~
残念だけどいいよ。
台北から宜蘭への行き方
台北から宜蘭へ向かう高速バスは、2箇所から出ています。
Qスクエア (京站時尚広場)に隣接する、台北轉運站(バスターミナル)
「宜蘭」行きのバスが出ているのは「噶瑪蘭客運」と言うバス会社。
バス会社のH.Pはこちら
MRT市政府駅にある統一時代百貨(旧阪急百貨店)と直結している、市府轉運站(バスターミナル
「宜蘭」行きのバスが出ているのは「首都客運」と言うバス会社。
バス会社のH.Pはこちら
momo達はMRT市政府駅の2番出口から、市府轉運站(バスターミナル)に向かいました。
「宜蘭」と言っても広いので、行き先は3つに分かれています。
礁溪(jiāo xī)=宜蘭北部の温泉街・温泉宿
宜蘭(yí lán)=宜蘭の中心地
羅東(luó dōng)=昔、林業で栄え古い町並みが残る
チケットは、カウンターで購入します。
宜蘭まで直通バス 1人128元
悠遊卡(Easy Card)も、使えますよ。
悠遊卡の場合は、直接バスの出発口にならべばO.K
momo達もチケットを買わず、直接ならびました。
「宜蘭」直通のバスは「1571」番
バスは10~15分おきに発車しています。
もし、コンビニやお手洗いに行ってる間に、バスが行ってしまっても大丈夫。
指定席ではないので、また列にならんで次に来たバスに乗ればいいですよ。
一応バスには、トイレが完備されています。
その他にFree Wi-Fi、座席にはUSB充電口も付いています。
バスが来ました~。
乗る前に、悠遊卡でピッと料金を支払って、乗り込みま~す。
【台北⇔宜蘭への行き方】安くて快適★しかも早いからバスはオススメ
平日の割と早い時間だからか、お客さんは全部で6~7人ほど。
全員が乗り込むとすぐに出発です。
ターミナルから外に出ると、ちょうど通勤ラッシュ時間帯
「宜蘭」は山に囲まれた地形
そのため少し前まで険しい山道を行くか、北東に大きく迂回する列車で行くしかありませんでした。
しかし2006年、北宜高速道路の雪山トンネルが開通して、台北市内と約40分で結ばれるようになりました~。
momo達が乗った時は、高速の出入り口や、インターチェンジ付近は渋滞していましたが、あとはスイス~イでしたよ。
バスの座席はゆったりしているし、エアコンの温度も寒すぎないからいい感じで快適。
外の景色を眺めているうちに、あっという間に「宜蘭」です。
高速を降りると、のどかな風景が広がっていて、日本の田舎と似ています。
台北から約40分で「宜蘭駅」に到着しました。
宜蘭到着バス停から宜蘭駅正面玄関への行き方
実は、高速バスが到着するのは宜蘭駅の裏口側なんです。
宜蘭駅の正面玄関側へは、2通りの行き方があります。
バス停から踏切を越えて行く=徒歩10分
駅構内を通り抜ける=徒歩5分
以下の記事を参考にしてください
【台北⇔宜蘭への行き方】宜蘭から台北への行き方
帰りは行きとまた少し違うので説明しますね。
まず、行きでバスを降りた所と帰りのバス乗り場は違うので注意が必要です。
行きで降りたバス停から5分程歩くと「宜蘭轉運站(バスターミナル)」があります。
そこから高速バスが出発します。
建物内には、各バス会社のチケットカウンターがあります。
台北駅に行きたい場合は「噶瑪蘭客運」
MRT市政府駅に行きたい場合は「首都客運」
momo達は、行きと同じ「首都客運」の「1571」番のバスで、台北に戻ることにしました。
窓口で
台北まで2人。
支払いは悠遊卡で。
と伝えると、乗車番号の書かれたカードをくれました。
台北行きのバスが到着すると、係の人が番号を呼ぶので自分の番号が呼ばれたらバスに行きます。
そして、番号札を係の人に手渡して、悠遊卡をピッとして乗り込みます。
帰りも約40分で到着しました。
ターミナルData
「宜蘭轉運站(バスターミナル)」
宜蘭縣宜蘭市校舍路190號
アクセス:台鉄宜蘭後站から徒歩5分
【台北⇔宜蘭への行き方】まとめ
急きょ予定を変更して、バスで「宜蘭」に行くことになりましたが、結果大正解~
バス旅、オススメよ
車内には、テレビ・トイレ・Free Wi-Fi・USB充電口が完備。
座席もゆったりしているし、行きも帰りも運転手さんの運転が上手だったので、ゆっくり快適な旅ができました。
所要時間は、渋滞などの道路状況にもよりますが40分~1時間くらいだと思っておけばいいと思います。
食べ物や、飲み物の持ち込みもできるので、景色を眺めながら、お菓子を食べたりしている間に着いちゃいます。
だだし食べ物や飲み物は、こぼさないように注意しましょうね。
後片付けも忘れずに。
次は、台鉄でのんびり途中下車の旅したいな~
つづく
台鉄Data
「交通部臺灣鐵路管理局」
日本語で検索・予約できます。
列車の種類によって金額や、所要時間が違ってきます。
また、停車する駅や通過する駅などもあるので注意して下さいね。
- 「莒光号」=急行・約2時間前後
- 「自強号」=特急・約1時間半~2時間
- 「普悠瑪」=特急・約1時間10分前後
- 「太魯閣」=特急・約1時間10分前後
- 「莒光号」=168元
- 「自強号・普悠瑪・太魯閣」=218元