お昼ごはんでお腹いっぱいだけど、甘いものは外せない!!!ということで

デザートを食べに行っちゃいま~す♪
【和興冰菓部】レトロでかわいい♪アイス屋さん


「和興冰菓部(hé xìng bīng guǒ bù)」


1934年(昭和9年)創業で、80年以上続く老舗のアイス屋さん。
二代目店主・黃漢津さんは、当初バナナアイスをメインに販売していました。
製糖工場で働くお兄さんのおかげで更に味もよくなり、アイスに加え冬瓜茶や紅茶も販売するようになりました。
「和興冰菓部」は、菁寮の人たちにとっての憩いの場です。





入り口のピンクの屏風が、なんともかわいいわね♪
昔、阿公・阿嬤 (おじぃ/おばぁ) が若い頃
このお店でデートしたり、お見合いしたんだって!
そして外から見られないように、この屏風で目隠ししたんですって!!
(*´艸`*)キャッ
店内に入ると、さらにレトロで素敵です。







丸い入り口も、テーブル・椅子も、床も全部が素敵~





懐かしい感じもあって素敵だね
【和興冰菓部】懐かしい味のお月見アイス


メニューは、壁にあります。
おすすめは、「香蕉冰(xiāng jiāo bīng/バナナアイス)」
沸騰したお湯に、砂糖とバナナオイルを加えて混ぜながら凍らせた、台湾の昔ながらのデザート。
バナナアイスですが、バナナは入っていません。
雪のように白いので「雪白冰(xuě bái bīng)」とも呼ばれます。
メニューに「◯◯牛奶冰」とあるのが、バナナアイス。
基本の「香蕉冰(バナナアイス)」に、
- 紅豆 (小豆)
- 四果 (ドライフルーツ&ゼリー)
- 葡萄 (レーズン)
- 花生 (ピーナッツ)
- 雞蛋 (たまご) をトッピング
記入式の注文票もあったようですが、お客さんが一組しかいなかったので口頭で注文しました。



何にするの?



えっとね~
『雞蛋牛奶冰!!!』



生卵が乗ってるけど大丈夫?



O.Kでーす


老闆が、テーブルまで持ってきてくれました。


雞蛋牛奶冰(jī dàn niú nǎi bīng) 35元
真っ白なアイスの真ん中に、生の卵黄がちょこんと乗っています。



まるで、お月さまみたいでしょ
『月見冰(yuè jiàn bīng)』とも呼ばれているの
練乳がかかったアイスと、卵黄を混ぜていただきます。
卵黄は、すぐホロホロに固まりますよ。
バナナアイスは、アイスクリームじゃなくて「アイスクリン」みたいな感じ。
少しシャリッとしていて、口に入れるとフワッ・スッと溶けて、さっぱりとした甘さ。



ふわふわして、口溶けがよくておいしい~



うん♪ おいしい
懐かしい味だ



おいしいかい?



すっごくおいしいです!!!



この味、なんて表現したらいいのかなぁ…?
食べたことがあるような…
えっと…何だっけ…
そう!! ミルクセーキみたい!!!



おっ!! そうそうそう!!
ミルクセーキだよ!! (笑)
ゆっくりしていってね



謝謝
【和興冰菓部】まとめ


平日の「和興冰菓部」は、店内を通り抜ける風が心地よくて、ゆっくりとした時間が流れていました。
現在の老闆は、三代目。
穏やかで、優しい老闆とお店の歴史など色々話ができてよかったです。
デザートのお値段も20~40元(約72~145円)と、とってもお安い!!



もしmomoが子供の頃、菁寮に住んでたら
毎日、食べに行ってたかも~♪
台湾で昔から愛されている「香蕉冰」は、さっぱりとした甘さで、懐かしい味。
momo達が食べた、生の卵黄が乗った「雞蛋牛奶冰」は日本には無い、台湾らしいデザートなのでぜひ食べてみてくださいね。
卵臭さも感じませんよ。



「アイス+生の卵黄」って大丈夫?と思うかもしれないけど
普段食べるアイスクリームには、卵黄が入ってるでしょ
だから、全然大丈夫!!
おいしいから是非!! 食べてみて♪
つづく
お店Data
「和興冰菓部」
台南市後壁區菁寮里46號
電話:(06)662-1877
営業時間:09:00~17:00
定休日:月曜日
アクセス:台鉄・後壁駅から
・タクシー 約10分
・バス 黄6・黄6-1
その他のアクセス方法は、こちらの記事を参考にしてください。

